青森市からご来店 トヨタ・ラクティスの板金塗装修理 フロントバンパー、助手席ドア
- 2014年10月23日 |
- 鈑金塗装修理について。 |

ディーラーで見積をしたら9~10万円と言われたとのこと。もっと安く出来ないかということでご来店。ディーラーではフロントバンパーを交換の見積になっていましたが、当店ではそれを修理で直し、修理代は63,000円で済み、大変喜んでいただきました。
①自宅敷地内の駐車場にバックで入れる際に、プロック塀にぶつかってしまった損傷です。
②フロントバンパーに傷及び亀裂があります。
③左フロントドア(助手席ドア)にも縦に長く凹みがあります。写真ではわかりませんが、すぐ近くにも凹みが一か所あります。
④まずフロントドアの修理からです。凹み2ヶ所を板金していきます。凹みは比較的浅いので、損傷の縁の部分をハンマーで叩きます。すると低いところが出てきます。叩いた箇所の塗装膜はすべてエアサンダーを使って削り取ります。その結果、露出した鋼板と周りの塗装膜との間に段差が生じますので、それをサンドペーパーで滑らかにします。
⑤板金作業の後、シリコンオフを染み込ませたウエスで表面を拭きます。これは埃や汚れ、油脂類をきれいに拭き取るための作業です。これを怠ると塗装後に障害が起きますので、必ず手を抜かないように行わなければなりません。それから板金をしてもなお残っている凹みを埋めるため、パテ(粘土のようなもの)を塗ります。乾燥させると硬くなりますので、それを削って整形します。
⑥パテによる整形が終わり、中塗り塗装であるサフェーサーを塗布します。サフェーサーには、サンドペーパーの粗いキズを埋めたり、防錆・防水の効果があります。サフェーサーの乾燥硬化後、目の細かいサンドペーパーで磨いて、最終的な面を作ります。
その後、塗装する面の脱脂や清掃や足付けをします。
足付けとは、塗装面に細かいキズをつけ、塗装が食い込むことにより、塗装を剥がれにくくする事です。
地味な作業ですが、足付けをきちんとしないと、数年後に塗装が剥がれる原因になるので、きっちりと足付けします。
⑦調色・マスキングをして上塗り塗装をします。写真は上塗り塗装が終わり、乾燥硬化後に磨きをかけたところです。
⑧次に取り外しておいたバンパーの亀裂部分をPHW(プラスチックハイブリッドタックウエルダー)というプラスチック部品専用の機械を使ってくっつけます。ホチキスの針のようなプラグピンに高熱を加え、パンバーを溶解しながら接合します。接合した部分は周囲と段差が生じますのでサンドペーパーをかけます。また、キズのある部分もサンドペーパーをかけます。
⑨サンドペーパーをかけてもなお残った段差やキズを埋めるためパテを塗ります。
⑩パテを乾燥・硬化後、サンドペーパーで削って整形しました。その後、中塗り塗装であるサフェーサーを塗布します。
⑪乾燥後、上塗り塗装をし、再び乾燥させ、磨きをかけます。
⑫バンパーを組付け完成しました。
—————————————————————————-
お見積もりは無料!お気軽に017-776-1431までご連絡ください。
当店までの道順は、こちら! 修理したお客様の感想はこちら!
無料代車あり。
㈱ 中央マツダ自動車
所在地 〒030-0843 青森市浜田字玉川187-3
電話 017-776-1431
定休日 火曜日 祝祭日 年末年始 GW お盆
営業時間 9:00~19:00
—————————————————————————-