ハリアーの維持費は年間20万円~?燃費・税金・保険などを解説

ハリアー

「ハリアの維持費とか燃費とか税金って、年間でどれぐらいかな?」
「ハリアー、維持費できないって口コミがあるんだけど、どうなの?
「ガソリンとハイブリッドで年間の維持費って違う?」

ハリアーの維持費は、購入するにあたって知っておきたい情報ですよね。

ハリアーの維持費は、ガソリン、ハイブリッド、PHEVで異なります。

このページでは、ハリアーの維持費が年間・月間でどれぐらいかかるのかを分かりやすくご案内しています。

ぜひ、ハリアー購入の参考材料にしていただければと思います。

ハリアーの維持費を解説!年間、月間ではいくら?

項目 ガソリン車 ハイブリッド PHEV
燃費
年間10,000㎞で計算
104,000円 72,000円 49,600円
自動車税 36,000円 43,500円 11,000円
車検費用
内訳:車検基本料+自賠責保険+自動車重量税+印紙代+車検点検料金
57,025円~ 50,625円~ 40,625円~
任意保険料
1年
60,000円~130,000円 60,000円~130,000円 60,000円~130,000円
メンテナンス・消耗品費用
一例
20,000円 20,000円 20,000円
駐車場代
0円~20,000/月
0~240,000円 0~240,000円 0~240,000円
洗車費用
1年
6,000円~ 6,000円~ 6,000円~
「年間」合計
1年間にかかる維持費
283,025円~593,025円 252,125円~562,125円 187,225円~497,225円
「月間」の合計
1ヶ月にかかる維持費
23,585円~49,418円 21,010円~46,843円 15,602円~41,435円

ハリアーの維持費は次の通りです。

  • 1ヶ月で15,602円~49,418円
  • 1年間で187,225円~593,025円

正確な維持費を出すには、次の6点をあなたの状況に合わせて計算する必要があります。

  • ①燃費:表では1年間10,000㎞で計算しています。
  • ②駐車場代:表では0円~20,000円で計算しています。
  • ③任意保険:等級と走行距離などで変わります。
  • ④メンテナンス代:車の状況で変わります。
  • ⑤洗車代:家で洗車するか外で洗車するかで変わります。
  • ⑥車検基本料:ディーラーかそれ以外かで変わります。

例えば、駐車場代が5万円/月なら、月に+3万円、年に+36万円で計算します。

それでは、1つずつ細かく見ていきます。

【維持費①】ハリアーの燃費(WLTCモードのガソリン代と電気代)

ハリアーのWLTCモードの燃費は次の通りです。

ガソリン(2WD) 15.4 km/L
ガソリン(4WD) 14.7km/L
ハイブリッド(2WD) 22.3km/L
ハイブリッド(4WD) 21.6km/L
PHEV(4WD) 6.25km/kWh
WLTCモードとは?
実際の走行により近い燃費を表示している数値。

街中の比較的低速な走行の「市街地」、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行の「郊外」、高速道路での走行を想定した「高速道路」と3つの走行モードの比較が計測されています。

■ 年間走行距離で燃費(ガソリン代・電気代)を算出

車のタイプ 走行距離20,000km 走行距離15,000km 走行距離10,000km 走行距離5,000km
ガソリン(2WD) 208,000円 156,000円 104,000円 52,000円
ガソリン(4WD) 218,000円 163,000円 109,000円 54,000円
ハイブリッド(2WD) 143,000円 108,000円 72,000円 36,000円
ハイブリッド(4WD) 148,000円 111,000円 74,000円 37,000円
PHEV(4WD) 99,000円 74,000円 49,600円 24,800円

上記はあくまで理想的な燃費走行(WLTCモード)での金額です。

市街地のみの低速走行が続けば燃費は悪化します。

特にPHEVは、寒冷地や猛暑でのエアコンを使用すると、電力消費が著しく激しくなる傾向があります。

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【維持費②】ハリアーの自動車税(年額11,000円~43,500円)

総排気量 税額
ガソリン車の総排気量1.986L 36,000円
ハイブリッド(総排気量2.487L) 43,500円
PHEV(総排気量2.487L) 11,000円

自動車税とは、毎年4月1日時点で所有している車に対し課せられる地方税で、総排気量により税額が10段階に分かれています。

ハリアーはハイブリッドとガソリンで自動車税が異なります。

さらにプラグインハイブリッドは、グリーン化特例対象のため自動車税が32,500円減税されます。

参考)経産省「自動車税

【維持費③】ハリアーの車検費用

項目 費用
ガソリン ハイブリッド PHEV
車検基本料 60,000円~
1年で30,000円~
60,000円~
1年で30,000円~
60,000円~
1年で30,000円~
部品交換費用 0円~
車の状態で変わる
0円~
車の状態で変わる
0円~
車の状態で変わる
自賠責保険 17,650円(2年分)
1年で8,825円
17,650円(2年分)
1年で8,825円
17,650円(2年分)
1年で8,825円
重量税 32,800円
(車検の都度)
1年で16,400円
20,000円
(車検の都度)
1年で10,000円
0円(初回のみ)
その後は、2回目からは20,000円
1年で10,000円
印紙代 1,800円 1,800円 1,800円
1年間の合計 57,025円~ 50,625円~ 40,625円~

車検とは、車が保安基準を満たしているかを検査する制度です。

新車登録から3年間で初回の検査、以降は2年ごとに受ける必要があります。
特殊車(8ナンバー)は初回から2年ごと。

1年間の燃費を算出するために、1年間の数字を算出しています。

項目を1つずつ見ていきます。

ハリアーの車検基本料

車検基本料金とは、次の内容が含まれた費用です。

  • 点検技術料
  • 整備技術料
  • 事務手数料

料金は一定ではなく店によって異なり、メーカー保証や純製品を取り揃えるディーラーはその分料金は高く、GSなどでは安くなる傾向があります。

ハリアーの車検基本料金は1万〜8万ほどと、業者によってかなりの差があります。

ディーラーは10万円が大体の相場です。

こちらの記事では、60,000円~としていますので、1年で30,000円~です。

部品交換費用(0円~ 車の状態で変わる)

部品交換費用とは、車検の際に必要な車の部品を交換する費用です。

年数や乗り方により交換箇所は変わりますが、初回車検では次の内容を交換することが多いです。

  • ラジエーター液
  • ブレーキオイル
  • バッテリー

年数経過ごとに次の交換タイミングとなります。

  • タイヤ
  • ブレーキパッド
  • エアコンフィルター

中には予防整備として車検時に交換をすすめられる場合もありますが、その場合は交換をしなくても車検には通ります。

ハリアーでも同様に初回に初回はバッテリーやラジエーター液などそこまで費用の掛からない部品交換となります。

車検以前に定期メンテナンスで諸々を交換していればほとんど費用がかからない場合もあります。

ハリアーの自賠責保険

自賠責保険とは、全ての自動車が法律により強制加入を義務付けられている、人身事故にのみ適応される保険です。

車両購入時と車検のタイミングで次の車検までの保険料を支払います。

保険料は毎年4月1日で切り替わります。

ハリアー含む自家用乗用自動車の2023年度の自賠責保険は17,650円(24ヶ月分)です。

1年に換算すると8,825円、1ヶ月で735円です。

ハリアーの自動車重量税

自動車重量税とは、自動車の新規登録と車検の際に納付する税金です。

次のように支払います。

  • 初回は購入時(3年分)
  • 2回目以降は車検時(2年分)

車の重さにより税額が変わります。

年間0.5tごとに4,100円(軽自動車除く)です。

ハリアーの車両重量は、ガソリン車で1,530〜1,950kgなので、購入時(新車登録時)の車検は49,200円で、初回の車検の時に32,800円を支払います。

1年分間で16,400円です。

ただし、ハイブリットとPHEVは、エコカー減税対象となるので、エコカー減税対象となるので0.5tごと2,500円/年となります。

さらに減税率100%に該当するので、購入時(新車登録時)の重量税は全額免除されます。

初回の車検の時は20,000円です。

ただし、PHEVは初回の車検費用は100免除されます。2回目からは20,000円です。

印紙代

印紙代とは、車検での検査費用や車検証の発行など各種手続きの代金です。

ハリアーの車検に関わらず、普通車の印紙代は指定工場での車検なら1,800円と一律料金です。

認定工場の場合は印紙代とは別に証紙代が必要となり2,300円となります。(2023年6月現在)

ハリアーの車検代(車検基本料)を安くする方法がありますので、チェックしてみてください。

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【維持費④】ハリアーの任意保険(年額60,000円~130,000円)

任意保険とは、自賠責保険とは別に車の所有者が加入することができる自動車保険です。強制保険ではありません。

自賠責保険ではカバーできない事故での車の修理費用や自分の怪我など、補償内容を選ぶことができます。

ハリアーの任意保険は、同じ内容の保険でもガソリン車とハイブリッド車で価格が変わってきます。

価格の差が出るのは車両保険の名目で、故障の際修理に金額がかかるハイブリットシステムの方が必然的に保険料も高くなります。

PHEVはさらに高くなることが多いです。

年額は60,000円~130,000円に収まると思います。

任意保険の料金が決まる要素(クリックで開きます)
項目 内容
等級 運転者の事故率によって1〜20のランクに分けられる制度です。契約時の初回等級は6からはじまり、1年無事故で等級が上がっていき割引率も上がります。20等級を最大等級とし、等級が下がるごと保険料の割増率が上がります。
免許 免許書の色によっても保険料は変わります。初心者のグリーン、一般運転者/違反運転車のブルーに比べ、優良運転者と言われるゴールド免許は、保険料の割引があります。
年齢 運転年齢条件も保険料に大きく影響します。全年齢や21歳以上の保険=最も事故率が高いとされ、保険料が高く、26歳以上、30歳以上など、年齢が上がるごとに保険料は安くなっていきます。
走行距離(年間) 年間の走行距離によっても保険料は変わってきます。年間走行距離が少なければ事故率が低いとみなされ、その分料金が割り引かれるのが一般的です。

少し高めの場合は、任意保険はこちらのような金額になります。

ハリアーの保険料の例①

車両:ハリアーPHEV
年齢:35歳
性別:男性
免許:ゴールド免許
運転者:本人・配偶者限定特約(35歳以上)
用途:日常・レジャー使用
走行距離:9001~10000km
車両保険(一般)
人身障害:3000万
搭乗者:500万
対人・対物賠償:無制限
等級:6
保険料 138,070円(年)

ハリアーの保険料の例②

車両:ハリアー ハイブリッド
年齢:27歳
性別:女性
免許:ブルー免許
用途:日常・レジャー使用
走行距離:9001~10000km
車両保険(一般)
人身障害:5000万
対人・対物賠償:無制限
等級:6
保険料  167,540円(年)

もしディーラーですすめられたまま契約しているなら相見積もりを取るべきです。

任意保険の費用が数万円は安くなります

自動車保険については、こちらのハリアーの維持費を安くする方法で詳しく載っていますので、チェックしてみてください。

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【維持費⑤】ハリアーのメンテナンス・消耗品の費用

車には数多くの部品が使われており、それらは年数経過や使用状況により劣化や磨耗が進みます。

メンテナンス・消耗品で多いのは、次の通りです。

  • オイル
  • バッテリー
  • タイヤ

定期的なメンテナンスや交換が必要な消耗品は早めにメンテナンスをすることが大切です。

ハリアーの場合も、同じくメンテナンスをこまめに行うことが大切です。

ウォッシャー液は自分で購入すれば500円前後〜購入可能で、ガソリンスタンドなどでは1,000円ほどかかります。

エンジンオイルなら1年ごとを目安に、1万~1万5千円ほどで交換できます。

バッテリーはガソリンとハイブリッドなどで交換時期が変わってきますが、価格は2万前後の物になります。店舗で任せる場合は工賃がプラスされます。

【維持費⑥】ハリアーの駐車場代(年間0円~240,00円)

ハリアーのサイズは次の通りです。

  • 全長:4,740mm
  • 全幅:1,855mm
  • 全高:1,660mm

最低地上高は190mm~195mmです。

平置きの駐車場であれば問題ない場合がほとんどですが、マンションの機械式駐車場の場合は、幅もしくは高さが入らない可能性があります。

駐車料金は地域によりかなり変動しますが、都内であれば月額2~5万ほどかかります。

一軒家に駐車する場合は0円です。

【維持費⑦】ハリアーの洗車費用(年間6,000円~)

自宅で洗車の場合は、カーシャンプー、ふき取り用のクロス、スポンジなどがあればあとは水道代だけなので、200~500円程度で洗車ができます。

月一回の洗車で、自宅なら年間2,400円~6,000円ほどです。

ガソリンスタンドでする場合の洗車代は次の通りです。

  • 洗車機の場合:シャンプー洗車で約300円、シャンプー+ワックスまたはコーティング洗車で約1,000円
  • スタッフの手洗いの場合:約2,000円~約5.000円

月一回の洗車で、ガソリンスタンドなら年間12,000円~60,000円(ワックス込み)ほどかかります。

できるだけ安くするなら自分でカーコーティングをして洗車の回数を減らすことができます。

ハリアーの維持費のまとめ

新型ハリアーの年間維持費を見てみると、ガソリン車よりもハイブリッドとPHEVの方がガソリン費や減税などで年間で安くなることがわかりました。

他にも任意保険の見直しや車検業者選び、メンテナンスや消耗品を自身でこまめにすることで表の価格よりもさらに維持費は下がります。

特に任意保険の見直しは大きな節約に繋がる可能性が高いので、ぜひやっておきましょう。

これからハリアーを購入検討しているのであれば、マイカーローンの金利を調べてみるのも良いでしょう。

マイカーローン(自動車ローン、カーローン)については、こちらのハリアーの維持費を安くする方法で詳しく載っていますので、チェックしてみてください。

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