フィアット500(チンクエチェント)を購入して後悔する理由や、購入前に注意すべきポイント、またメリットを実感している人の口コミ・評判を紹介します。
維持費や修理費が高額、下取り&買取価格が低い、トランクが狭く、燃費がかかるなどのデメリットもありますが、愛らしいデザインでオリジナルカラーも作れ、内装も個性的で可愛く、安全性も高く、長く乗れるというメリットもあります。
また、フィアット500と比較される車やよくある質問も解説しています。
購入を検討している方は、デメリット・メリットをしっかりと把握し、知っておきたい知識を身につけてから決めることが大切です。
フィアット500で後悔する理由!「やめとけ」「失敗」などの口コミ・評判から分かることは…
【理由①】維持費や修理費が高額
イタリアの外国車の為、交換部品が海外からの輸送になり修理費が高くなってしまいます。
またハイオク指定の為、燃料代も高くなり維持費がかかる事に。
イタリアと日本の気候や道路の状況などが異なる事で、パーツの消耗も早く修理費に直結してお金がかかります。
リッターが街乗りで約11~15km/lの口コミが多いです。
【理由②】下取り&買取価格が低い
上記のように外国車でパーツの交換費も高くなるので、買い取り業者が敬遠しがちな車です。
イタリア車は壊れやすいというイメージから購入を躊躇う方も多く、需要の面でもデメリットが多いです。
【理由③】トランクが狭く、後部座席への乗り降りがしにくい
コンパクトで愛らしいデザインが特徴的で人気な反面、内装はどうしても狭くなってしまい、トランクはリアシートを倒さなければキャリーケース2個分しか収納スペースはありません。
また後部座席もドアが3つしかない為、助手席を倒して乗り降りしなくてはなりません。
チャイルドシートはISOFIX対応で載せられますが、より狭さを感じる事もあります。
フィアット500の後部座席は正直大人には狭い。
でも、この子らなら余裕のリラックス空間。#FIAT500#チワックス#ボストンテリア pic.twitter.com/g6AQcbmRjh— ゲキカラ-F-おたべ (@gekikara_500C) August 9, 2017
愛車のフィアット500故障しやすいとか車内が狭いとかあるけど憎めない。
社内に必要な荷物を詰め込んでパンパンで遠征に行くのも良いかも pic.twitter.com/F4TUVBPYHP
— TAKAふしみく(こちらのアカウントを使用してます) (@iwkntkf7) July 30, 2022
【理由④】燃費がかかる
メーカー公表ではフィアット500 リッターでJC08モードで「500C1.2Pop」で19.4km/l・「500CTwinAir Lounge」で24.0km/lとされています。
口コミでは街乗りで約11~15km/l程と言われています。
幅があるのはエアコンの使用状況や走り方の差によるもので、取扱説明書にも「エアコンの使用は最大で20%程度の燃費に影響する」と記載があります。
輸入車の中ではトップクラスの低燃費ですが、ハイオク仕様なのでその点は割高に感じるかもしれないですね。
フィアット500で後悔する前に!購入時に気をつけること
前述の通り、パーツ交換は海外からの輸送で時間も費用もかかるので、購入時は以下のパーツ等のチェックを行った方が良いです。
【ポイント①】タイミングベルト
1.2L・1.4Lモデルではタイミングベルトが採用されていて交換サイクルは4年もしくは4万kmのどちらか早期到達時点での交換が望ましいです。(国産車は10万kmごととされているので、半分以下です。)
【ポイント②】デュアロジック
自動変速モデルに採用されているAMTで、これを交換するとなると約20万円ほどかかることも。
故障事例も多く内容は多岐に渡るので、購入時に気を付けておきたい点です。
デュアロジック壊れすぎ治ならすぎ金掛かりすぎぃーーーー
モウヤメテ
#フィアット #FIAT #デュアロジック— masu (@masuimasiorin) February 9, 2023
買って1年経ってない、フィアット500がデュアロジックからオイル漏れで入院。部品だけで20万。だからイタリア車は高くてもディーラーの補償付き買うのが1番なんだよ。
— リコ@自由人 (@wPjIK2XWB3UkfOJ) January 27, 2023
【ポイント③】ブレーキ後輪、ブレーキディスク
ドラムブレーキ車では交換されずに乗られている事も多く、漏れている部分です。
またパットディスクローター共に摩耗は国産車より早く、費用がかさむので購入時にチェックしておきたい箇所です。
フィアットを安く買うなら、後悔しないように「2つの値引き交渉」をしよう!
フィアットの口コミや評判を見ると、後悔している人もいれば、「やっぱ、デザインがいい」と評価している人もいることが分かりました。
「やはりフィアットが欲しい」という思いを強くされたかもしれません。
ただ、少しでも安く買いたいですよね。
フィアットの場合、値引き交渉の方法は2つあります。
1つ目は別の会社が運営する3つ以上のFIATのディーラーで見積りを取って比較するという方法です。
※余裕があればMINIの見積りも取ってみてください
ただし、見積を取るだけで1時間~かかりますし、フィアットの場合はディーラーとディーラーの距離があるので、かなり面倒ですよね。
比較が難しい場合は「安くしてください」「オプションだけでも安くしてください」といえば数万円~十数万円安くなることがありますので、それだけでもやってみてください。
2つ目は下取りの交渉材料として車の査定するという方法です。
フィアットの新車の商談をしにディーラーへ行くと、「下取りはどうされますか?」と聞かれます。
このとき、何も情報が無いままでいると、一般的な査定相場よりも低い金額(数万円~十数万円)が提示されてしまいます。
※商売の観点から、下取りは安くなります
※私の周りには「下取りの方が高かった」という人は過去にいませんでした
※あなたの周りにも確認してみてください
この時に、あなたが車の価格(相場と最高額)を知っていれば、次のどちらかの方法でトータルを安くすることができます。
①交渉をして下取り金額を高くしてもらう(数万円安くなる)
②下取りをやめて高く売る(数万円~数十万円安くなる)
つまり、査定をしてもらう=値引きができるわけです。
もっと言えば、下取り交渉しないと損をするということです。
ですので、買取査定の相見積りをしておいてくださいね。
一括査定サイトを利用すれば、複数の会社が競って相見積りを出してきますので、高額な査定が出てきますよ。
※車両によっては100万円近くも高額になる場合があります。
ただし、一括査定サイトというと、次のようなデメリットがあります。
・依頼したらすぐに大量の電話がかかってくる
・相場の把握や比較に時間がかかる
そうしたデメリットが無いのがMOTAです。
MOTAには次のような特徴があります。
もちろん、利用料は完全に無料です。
電話でやり取りするのは、高く買う意欲のある3社だけなので、「もう一声」と交渉すれば高くしてくれることがありますよ。
MOTAので買取相場を算出して、ディーラーの下取り額UPの材料にしている人は多いです。
実際、一般の下取り相場とMOTAの査定では、次のような違いが出ています。
フィアットのディーラーとの交渉するなら、できれば交渉前、すくなくとも交渉中に、査定は必ず一度はしておいてください。
入力は簡単です。
かかっても2~3分で完了しますよ。
中古車の価格は1ヶ月で数千円~数万円下がります。今日が一番高額なので、できるだけ早く相場と最高額を把握しておくことをおすすめします。
MOTAの公式サイトでは、より詳しいサービス内容や実際の売却額の事例をチェックできます。
MOTAの使い方については、こちらの記事をご覧になってみてください。
後悔しないようにフィアットを非公開車両から探そう!
「フィアット500、安く買いたいし、早く欲しい」という方は、新古車や状態の良い中古車のフィアットを非公開車両の中から探すという方法をご検討ください。
※新古車とは試乗車や展示車で走行距離が短く、状態の良い車両のこと
この方法なら次のようなメリットがあります。
・新車価格よりも数万円~数十万円も安く買える
・通常納期(~4ヶ月)よりも短期間で手に入る
「でも中古って…」と、フィアットの中古車に対して、次のようなマイナスなイメージがあるかもしれません。
こういったデメリットが無いのが「ズバブーン」です。
ズバブーンは、あなたの条件にマッチした新古車や中古車を探してくれる無料のサービスです。
メリットは次の通りです。
非公開車両というのは、一般に出回る前の車両のことです。
全国に500店舗展開しているガリバーには、毎日400以上の中古車が入ってきており、約70%(数十万台)は非公開の状態です。
一般の販売店(カーセンサーやグー、ラビット、地域密着店など)では見つけられない、良い状態の車両があります。
入力は簡単で、2~3分程度です。
利用料は完全に無料ですので、気軽に利用してみてくださいね。
悩んでいるうちに、「その条件のフィアット、ちょっと前まであったのですが…」といことがよくあるみたいです。
在庫があれば最短3週間で、手元に届きますよ。
「ズバブーン、使ったことないから不安」という方は、ズバブーンの公式サイトで詳細を確認してみてください。
こちらでより詳しい内容や口コミ・評判をご覧いただけます。
フィアット500で後悔する人ばかりじゃない!メリットを実感している人の口コミ・評判
【メリット①】愛らしいデザインでオリジナルカラーも作れる
エクステリアデザインが可愛らしく、飽きが来ないデザインが人気のひとつです。
3グレード6色のバリエーションですが、オプション装備を追加することでオリジナリティが向上し、ルーフラッピングはルーフの色を変えて、ツートンカラーにも出来ます。
白黒のツートンカラーのフィアットのパンダ?を初めてみた! pic.twitter.com/owd1Uq72Li
— kaede◢⁴⁶ (@kakun_photo) April 3, 2021
フィアットのツートンカラーを街中で見かけました。(^ ^)
見た目が凄く可愛かったです。
byいなちゃん pic.twitter.com/J7fBu4gyFM— 車、高価買取のスペシャリスト カサデ (@naracdc) May 5, 2013
【メリット②】内装も個性的で可愛い
内装もドアパネルは内側に向かって彫り込むようにくぼんでいて立体感があります。
弾力があって滑りにくい素材のシートには「コンパクトカーの域を脱している」や「ワンランク上の車」という口コミがあります。
親がFIAT500乗りたいらしくて初めてFIAT入念に調べてるけど内装かっこよすぎない??? pic.twitter.com/1kTcDAglli
— か (@ksZC6_) November 1, 2022
【メリット③】FIAT500の安全性は高い
7つのエアバックを標準装備(運転席ニューエアバック・助手席キャンセラー付フロントデュエルエアバック・前席シート組み込み型サイドエアバック・ウィンドーエアバック)しています。
Aセグメントの中でもトップクラスの安全性で、米国の2大衝突安全テストIIHS衝突テストで『2011トップセーフティピック』に認定されています。
【メリット④】長く乗れる
フィアットはイタリア車故に故障するという噂や不具合でデュアロジックがギア抜けする等、海外車だからか嫌な口コミも多くあります。
ですが、上記に記載した通り日本とイタリアでの気候や道路状況の違いでパーツの消耗が異なるだけで、きちんとメンテナンスを行えば長く乗ることができ、40年耐久出来るとも言われています。
フィアット500で後悔しないために知っておきたい知識
そもそもフィアットとは、1899年にイタリア北部のトリノで誕生し110年以上も全世界の人に愛されている、スタイリッシュ・スムース・セーフティを持ち合わせたイタリアのカーブランド。
FIAT500スペック・グレード表
グレード | 500 1.2CULT | 500 TWINAIR CULT | 500 TWINAIR DOLCEVITA |
---|---|---|---|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3570×1625×1515 | 3570×1625×1515 | 3570×1625×1515 |
ホイールベース | 2300 | 2300 | 2300 |
燃費消費率(km/l) | WLTCモード18.0/市街地モード13.4 | WLTCモード19.2/市街地モード14.4 | WLTCモード19.2/市街地モード14.4 |
郊外モード18.8/高速道路モード20.5 | 郊外モード19.7/高速道路モード22.0 | 郊外モード19.7/高速道路モード22.0 | |
タイヤサイズ | 175/65R14 | 175/65R14 | 185/55R15 |
エンジン種類 | 直列4気筒SOHC8バルブ | 直列2気筒8バルブマルチエアインタークーラー付ターボ | |
エンジン最高出力 | 51(69)/5500 | 63(85)/5500 | 63(85)/5500 |
モーター最大トルク | 102(10.4)/3000 | 145(14.8)/1900 | 145(14.8)/1900 |
排気量(cc) | 1240 | 875 | 875 |
主要燃費向上対策 | START&STOPシステム 可変バルブタイミング 電動パワーステアリング デュアロジック |
START&STOPシステム マルチエア 電動パワーステアリング デュアロジック スマートオルタネーター |
フィアット500とよく比較される車
ルノー「TwingoS」
外観やコンパクトさは似ているので、排気量1L以下の欧州車で海外の2大コンパクトカーとして人気の車です。
大きな違いは燃費でトゥインゴは17.6km/lに対して、フィアット500は22km/lと低燃費です。
価格はトゥインゴの方がお買い得車も多く、なおかつ希少なRR車なのでスポーティではありませんが押される感じが分かって乗っていて楽しいと言われています。
アバルト500
外観はよく似ているが「FIAT」と書かれたエンブレムとサソリマークの鮮やかなエンブレムの「ABARTH」があります。
アバルトはフィアット・グループのチューニングメーカーのバッチで元はイタリアに存在した自動車メーカーですが、1971年にフィアットが買収。
ベースは同じなので、ボディサイズはほぼ同じです。
しかしフロントに設けられたエアインマークや大径ホイール、2本出しマフラー等アバルトの方が全体的にスポーティな印象です。
内装もアバルトはブラックパーツや赤いステッチでスポーティかつシックな印象ですが、フィアットは明るい色使いやボディと同色パネルでPOPなイメージです。
フォルクスワーゲン ザ・ビートル
こちらも同じコンパクトカーでボディサイズはほぼ同じになります。
軽快な走りをする為、260kgほどフィアットの方が軽くなっています。しかしザ・ビートルの方が内部の幅は広く窮屈さは感じられません。
排気量はザ・ビートルが1197ccでフィアットが875ccと、ザ・ビートルの方が大きくより最大速度や加速力を高められます。
スペックや人気としては五分五分。
フィアット500のよくある質問
Q.FIAT500の安全性は?
7つのエアバックを標準装備(運転席ニューエアバック・助手席キャンセラー付フロントデュエルエアバック・前席シート組み込み型サイドエアバック・ウィンドーエアバック)されています。
Aセグメントの中でもトップクラスの安全性で、米国の2大衝突安全テストIIHS衝突テストで『2011トップセーフティピック』に認定されています。
Q.フィアット500 リッター何キロ?燃費は?
メーカー公表ではJC08モードで「500C1.2Pop」で19.4km/l・「500CTwinAir Lounge」で24.0km/lとされています。
口コミでは街乗りで約11~15km/l程と言われてます。
幅があるのはエアコンの使用状況や走り方の差によるもので、取扱説明書にも「エアコンの使用は最大で20%程度の燃費に影響する」と記載があります。
輸入車の中ではトップクラスの低燃費ですが、ハイオク仕様なのでその点は割高に感じるかもしれません。
https://twitter.com/ta_ru1096/status/1622854732904816641?s=20
https://twitter.com/fiat500sportaz/status/1643486259149680642?s=20
Q.フィアット500は長く乗れる?何年乗れる?
フィアットはイタリア車故に故障するという噂や不具合でデュアロジックがギア抜けする等、海外車だからか嫌な口コミも多くあります。
しかし上記に記載した通り日本とイタリアでの気候や道路状況の違いでパーツの消耗が異なるだけで、きちんとメンテナンスを行えば長く乗ることができ、40年耐久出来るとも言われています。
Q.フィアット500乗ってる男、有名人
千原ジュニア・おぎやはぎの2人・パパイヤ鈴木・パンチェッタジローラモ
またアニメのルパン三世が乗っている事でも有名です。
若い男性よりはおじさま世代が多く、レトロな見た目でセカンドカーとしても重宝できる車で人気があるように見えます。
予約してたルパンのFIAT500ついに届いたから速攻でフィギュア載せた!たまらん! pic.twitter.com/3tFkmmem5g
— 坂崎ふれでぃ (@lunaticmonster) April 1, 2023
Q.フィアット500の後部座席の乗り方は?
上記に記載のため割愛します。