出張洗車ビジネスは儲かるのか?開業方法は?
出張洗車ビジネスは儲かるのか、そして開業方法の手順が気になるという声が聞こえてきます。
それに関連して出張洗車の儲けのシミュレーションと具体的な開業方法を挙げてみました。
出張洗車の儲け
出張洗車の儲けについては2つのシミュレーションをしてみました。
起業して月~日に取り組む場合と土日に副業的に実施する場合の2つです。
起業して月~日に取り組む場合のシミュレーション
仮にフルで入った場合の儲けを計算すると次のようになります。
儲け=売上-都度のコスト-初期費用
売上 5,000円x150回(1日5件を月30日)=750,000円
コスト 200円(1日で使用する洗剤の費用)x150回=30,000円
初期費用 100,000円
損益分岐点 62,0000円
売上は相場価格を参考にして算出していますが、この中にはガソリン代は含まれていません。
出張洗車という特性上、事務所の家賃・光熱費・水道代などはかからない前提で1ヶ月あたりの儲けをシミュレーションしました。
土日に副業的に実施する場合のシミュレーション
仮に土日はフルで入った場合の儲けを計算すると次のようになります。
売上 5000円x40回(1日5件を月8日)=200,000円
コスト 200円x40回=8,000円
初期費用 100,000円
損益分岐点 92,000円
最終的にはガソリン代を引いた分が儲けになりますが、あくまでも上に挙げたのはアバウトな数字です。
但し経費がほとんど必要ない上に、距離が近ければ1日10件回ることも可能なので、顧客が多ければ利益は更に高くなります。
出張洗車ビジネスの開業方法
出張洗車ビジネスの開業方法には、販売手法や集客方法を模索するなど、以下のリストにあるようないくつかの手順が存在します。
- 店舗スタッフor開業支援で洗車技術を磨く
- 効果的な販売手法や集客方法を模索
- 利益の出る価格設定やメニュー設定を考える
- トラブル対処と保険の知識を習得する
- 開業資金で営業に必要な道具を買い揃える
- 営業活動をして固定客を増やす
店舗スタッフor開業支援で洗車技術を磨く
開業資金を準備して出張洗車ビジネスをやろうとするなら、業者の店舗スタッフや開業支援などで洗車技術を磨く必要があります。
短時間で美しく仕上げる洗車は、作業に要する時間の増加=人件費の増加を防止できるからです。
またお客様からの信頼を得ることになり、固定客を増やすことに繋がります。
h3.効果的な販売手法や集客方法を模索
洗車技術の高さだけでなく、効果的な販売手法や集客方法を模索していかなければ利益に繋がりません。
自分が営業するエリアで他の業者とどう違いを出してどう売り込んでいくのか?ということが商売の大原則だからです。
他にはないようなサービスを一つでも見つければ、お店を見た人が興味を持ってくれやすくなり、開業資金や経費を回収し利益を出すのが早まります。
利益の出る価格設定やメニュー設定を考える
出張洗車ビジネスで成功するためには、利益に直結するような洗車の価格設定やメニュー設定を考えることになります。
ターゲットを見誤り価格設定やメニュー設定を間違えると、思ったより利益が上がらず開業資金さえ回収できない事態になりかねません。
トラブル対処と保険の知識を習得する
出張洗車に限らずどんな商売でもトラブルは付き物なので、トラブル対処と保険の知識を習得することは必要です。
保険の種類、そしてトラブル事例や対処方法を熟知していなければ、思わぬ危機に直面し深刻な事態に陥ることも有り得ます。
開業資金・洗車技術・価格とメニュー設定にトラブル対処と保険の知識、ここまで手順を踏めば出張洗車の開業は目前です。
開業資金で営業に必要な道具を買い揃える
出張洗車の固定費は原則ゼロですが、制服・シャンプー・ホース・バケツ・スポンジ・タオルなど営業に必要な道具が存在します。
上に挙げたものは営業に必要な最低限の道具なので、開業資金で必ず揃えたほうがいいです。
他にも水無し洗車溶剤・コーティング剤などがありますが、これについては下の見出しで補足していきます。
洗車溶剤とコーティング剤とは?
前者はボディに直接溶剤を吹きかけるので洗車にかかる時間の大幅削減に、後者はボディを保護する膜が張られることで、汚れが落ちやすくなるメリットがあります。
更に水無し洗車溶剤について補足すると、水洗いとは違い水やシャンプーを使う必要がなく、シミが発生しないことが大きな特徴です。
洗車溶剤とコーティング剤の能力を併せ持ち、価格は数千円程度と比較的安いので、洗車道具の中では手に入れやすいものだと言えます。
営業活動をして固定客を増やす
開業資金など上に挙げた全ての手順を踏んだら、いよいよ営業活動をして固定客を増やすことになります。
良質なサービスを提供し固定客が増えていけば、安定的な利益に繋がり事業が軌道に乗るからです。
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