出張洗車ビジネスを実施するメリット・デメリット

青森屋コラム

出張洗車ビジネスを実施するメリット

出張洗車ビジネスにはメリットとデメリットが存在するので、2つの特性をよく見極めて開業するか判断する必要があります。

自社の作業スペースが必要ない

出張洗車のメリットの一つは自社の作業スペースが必要ないところです。

自宅や契約駐車場が洗車場所になるので、営業車さえあれば作業できます。

固定費が少なく高粗利率

2つ目のメリットは出張洗車ビジネスは固定費が少なく高粗利率だということです。

洗車スペースはお客様のほうで用意するので店舗は必要なく、洗車時間が早くなれば作業台数が多くなり高粗利率に繋がります。

水無し洗車なら水洗いと差別化できる

出張洗車業者の一部で採用している水無し洗車は、ガソスタや洗車場の水洗い洗車とは差別化できます。

水洗い洗車より作業時間は短縮され、水無し洗車特有の深いツヤを好むお客様からはリピート率が上がり、利益に繋がりやすくなるのが理由です。

利便性を追求しやすい

出張洗車はどこまでも利便性を追求しやすいビジネスだと言えます。

場所を選ばず何処でも可能でお客様に車を移動してもらう必要はなく、待ち時間が実質ゼロな上に時間を有効活用できるからです。

出張洗車ビジネスを実施するデメリット

既に多くの業者が進出している

利便性の高いサービスとして市場拡大を続けてきた出張洗車ですが、途中参入の業者が儲けを出すのは簡単なことではありません。

理由は既に多くの業者が進出しそれぞれ独自のサービスを展開しているため、他の業者との差別化を見つけることが難しいからです。

無名状態の個人経営では信用されにくい

出張洗車は参入障壁の低いビジネスですが、無名状態の個人経営ではなかなか信用されないのが現状です。

多くの人から信用され利益に繋がるようになるには、知人・友人の洗車を請け負ったりしながら少しずつ実績を積み上げていくことが最善策だと言えます。

トラブルの際に全補償になるとは限らない

損害賠償責任が生じるようなトラブルが発生した際は、必ずしも賠償分全てを保険で賄えるとは限りません。

事業者が基本的に入ることになる事業総合責任賠償保険は、直近1年間の売上高などで保険料が決まるからです。

思わぬクレーム

洗車作業中若しくは作業後に、お客様から「こんな傷はなかった」と思わぬクレームが入ることがあります。

お客様の車を預かり綺麗にする仕事上起こり得るトラブルで、一緒に洗車前後の確認をすることで予防策が張れるとはいえ、割に合わないと感じる人がいるようです。

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